郊外で絶品洋食を堪能しました

日々の話

10年近く「孤独のグルメツアー」を続けています。
今回は1時間半かけて、郊外の絶品洋食をいただいてきました。


まず、「孤独のグルメツアー」とは何か?
まあだいたいご想像どおりなのですが、ドラマ「孤独のグルメ」に登場したお店に行って、ドラマで主人公の井之頭五郎が食べた料理をいただきながら、飲むというお店訪問です。

2016年3月から友人と2人で続けています。今回はその第40弾でした。
目指すお店は「厨 Sawa」。ドラマのシーズン5第11話に登場した洋食のお店です。

最寄駅は東武伊勢崎線の「せんげん台」、最近では東武スカイツリーラインの沿線となっています。自宅からは片道1時間半かかるということで、平日の訪問はあきらめ、8月中旬の土曜日に訪問させていただくこととなりました。

東武伊勢崎線「せんげん台駅」

やってきました、せんげん台駅。住所は埼玉県越谷市です。
駅から歩いて6分ほど、お店は住宅街の一角にありました。
18時オープンなのですが、5分前に到着したところ、すでに2組のお客さんが待っていました。テレビに出たことによる混雑はだいぶ減ったらしいのですが、人気は続いているようです。

「厨 Sawa」(埼玉県越谷市)

その後もお客さんがやってきて、オープンとなった時点で、お店は満席でした。テーブル7卓ほどのお店でしたが、やはりすごい人気ですね。

さあ、お料理です。
まずはブルスケッタとソーセージとハムです。
飲み物は最初の1杯は生ビールをいただき、その後はワインのボトルです。なんせ基本は飲み会ですから。

写真はないのですが、ワインはお店セレクトの「ブルゴーニュの白」をいただきました。口当たりさわやかで美味しいワインでした。

ブルスケッタとソーセージ

お店の方いわく、「ブルスケッタは今が食べどきなので、すぐ食べて」とのこと。もちろんさっそくいただきます。

これが早くも絶品です。ブレッドの焼き加減とトマトのさわやかさが絶妙でした。

見た目、ドイツ風のソーセージも焼き加減がお見事でした。付け合わせのジャガイモもほっこり感が素晴らしい。メインに向けて期待が高まります。

和牛ほほ肉のシチュー

メイン1品目は「ほほ肉のシチュー」です。
ドラマで五郎さんは「カキのシチュー」を食べていましたが、この日はまだシーズンに早かったのか、カキのメニューはありませんでした。

でも大丈夫です。このシチューがすごいです。肉の柔らかさはもちろんですが、なんといってもソースが絶品です。うまく説明はできませんが、いろいろな味が上手に組み合わさった美味しいソースでした。

実は他にも単品料理を頼んでいたのですが、写真を撮り忘れていたので、説明は割愛します。ただ、いずれも味わい深いお料理でした。上の写真の右上にちょっと写っているサーモンのパティみたいな料理もいい味でした。

実はもうこの時点でワインは2本目のやはりお店セレクト「ブルゴーニュの赤」になっています。こちらも深すぎず、でも味わいのあるいいワインでした。

シーフード アメリカンソースのオムライス

メイン2品目は「シーフード アメリカンソースのオムライス」です。
これももちろん美味しいのですが、なんといってもソースがすごかったです。アメリカ南部にジャンバラヤという料理がありますが、それをちょっと感じさせるソースでした。

これも「冷めないうちに食べてね」と言われていたのですが、ワインを飲みながらゆっくりと進めていたので、最後はちょっと冷めてしまいました。それでも、うまみは変わらず、美味しくいただいたのでした。

いずれも素晴らしい料理、そしてワインでした。ごちそうさまでした。
このようなお店を見つけてくる、ドラマスタッフの調査力に本当に感謝します。


「ああ、1時間半かけてきたかいがあった」と、心から思いながらまた帰りの1時間半の電車に乗るのでした。

そういえば、ドラマの中でも触れていた「湯元温泉」の大きな看板が、駅前のロータリー近くにありました。
せんげん台に温泉があるわけではなく、「かすかべ湯元温泉」という施設行きのシャトルバスがせんげん台駅から出ているようで、その宣伝のための看板ということらしいです。

かすかべ湯元温泉の看板
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