ラグビーリーグワンの決勝戦を観戦しました。
最後までどちらが勝つかわからないドキドキする試合でした。
6月1日(日)、前日とは打って変わっていい天気となりました。
場所は国立競技場です。
対戦するのは、
レギュラーシーズン1位の東芝ブレイブルーパス東京と、
3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイです。
レギュラーシーズンでは1回対戦していて、その際も接戦。
31-27で東芝が勝っています。まさに実力伯仲です。
決勝戦ということもあり、炎が吹き出したり、花火が上がったりと盛り上がります。
試合前のイベントでは、櫻井翔さんが優勝トロフィーを運び入れる演出もありました。
これは毎年恒例になっています。

席はゴール裏の1階を取りました。
15列目でしたが、フィールド全体をよく見ることはできます。
ただ、この手のスタジアムは陸上トラックがけっこう邪魔です。
トラックがあるので、フィールドがかなり遠くなってしまいます。
試合前には国歌の演奏もありました。
おごそかな雰囲気になって、気が引き締まります。
この日の観客数は51,000人余りでした。

さあ、試合が始まりました。
クボタのフォーリー(10番、スタンドオフ)がキックオフのボールを正面奥に蹴りました。
キャッチしたのはリーチ マイケル(8番、No.8)、いつもの「リーチ・コール」が沸き起こります。
この「リーチ・コール」がいいんですよね。
そこにクボタの選手が激しいタックルでぶつかります。
初めからものすごいぶちあたりでした。
試合は東芝ペースで進みました。
やはりモウンガ(10番、スタンドオフ)がきれっキレです。自ら最初のトライも奪いました。
実力が拮抗していることもあって、ロースコアで試合は進みます。
前半終わって8-6。東芝がかろうじてリードしていました。
後半もモウンガが一瞬の切り裂きで抜けて、トライに結びつけました。
クボタの藤原(9番、スクラムハーフ)もどれだけ体力があるんだという
見事な守備を見せますが、一歩及びませんでした。
最後に1本トライを返せばクボタにも逆転のチャンスがありましたが、
東芝が凌ぎきってノーサイドとなりました。

スコアは18-13。
最後までどうなるかわからない、見応えのある試合でした。
これぞ決勝戦です。
東芝は2連覇を達成し、モウンガが準決勝に続いてプレーヤーオブザマッチ。
そしてリーチ マイケルは去年と同じく直立状態で胴上げされて、会場に笑いを誘っていました。
リーチのこの胴上げ姿を「リーチ棒」と言うんだそうです。

優勝セレモニーの後、選手たちがスタジアムを一周してくれました。
スタジアムが大きいのか、陸上トラックが邪魔なのか、選手が遠いです。
約6ヵ月におよんだ2024-2025シーズンは終わりました。
東芝のみなさん、おめでとうございます。
選手のみなさん、本当にありがとうございました。元気をたくさんもらいました。
来シーズンもよろしくお願いします!
そして、これから気になるのは日本代表です。
強化試合や夏の大会などで11月末まで、数試合が予定されています。
ほとんどテレビでの観戦になってしまいそうですが、楽しみです。
どんな選手たちが選ばれ、どんな活躍をしてくれるのか。
エディー・ジャパンの進化に大いに期待します。


