雨の3位決定戦と早慶戦

日々の話

ラグビーリーグワンの3位決定戦を観戦しました。
あいにくの雨となりましたが、最後までわからない白熱の試合となりました。


5月31日(土)、秩父宮ラグビー場。
朝からの冷たい雨に、生観戦かテレビ観戦かけっこう悩みました。
が、やはり生の迫力は代え難いということで、秩父宮を目指しました。

試合開始90分前に到着したのですが、出遅れたようです。
屋根の下の席は、というかそこだけ超満員となっていました。
まあ、自由席なので仕方ないですね。

風も冷たく、なかなかの寒さをこらえながら試合開始を待ちます。

対戦は、コベルコ神戸スティーラーズvs埼玉ワイルドナイツです。
レギュラーシーズンは神戸が5位、埼玉が2位だったので、下馬評では埼玉有利です。

一方、隣の神宮球場では春の早慶戦1戦目も同じ時間に始まります。
席からは神宮球場のスコアボードがよく見えるので、野球もけっこう気になります。
応援もかなり聞こえてきますし。

そうしたなか、キックオフです。
雨が強くなって、選手のみなさんはたいへんそうです。
ボールがすべるのか、ポロポロとボールを落として、かなりスクラムが多い展開となっていました。

神戸ペースで試合は進みます。気づくと8-0で神戸がリードしています。

と、ここで試合が中断となります。
なんと落雷の恐れがあるとのことです。前半20分ほどのとことでした。

屋根がない席の観客はスタジアムの裏側の建物の下部分に誘導されていました。
そして中断は約1時間。寒いし、長かったです。

ようやく試合は再開されますが、埼玉の劣勢は続き、トライをもう1本奪われました。
前半終わって、15-7で神戸がリードです。

後半は埼玉がペースをつかみます。
トライ1本とPG1本でついに逆転しました。スコアは15-17。

ところがその後、神戸がトライで再び逆転します。

ここからはさらに手に汗握る熱戦となりました。
攻守が激しく入れ替わる展開です。

残り時間もわずかとなって、埼玉が深く攻め込みました。
あともう少しというところで、痛恨のノックフォワード。
神戸ボールとなってノーサイドとなりました。

埼玉は前の試合もそうでしたが、攻撃のペースがよくなかったように思います。
無理な姿勢になってオフロードパスをせざるを得なくなって、
それが決まらないというシーンが何度もありました。
レギュラーシーズンではうまく決まっていたような気がするのですが。

一方、神戸は粘り強いディフェンスが光りました。
ファールもほとんどなく、守り切ったように思います。

プレーヤーオブザマッチはレタリックでした。
タックルやラインアウトでの守備が評価されたのではないでしょうか。

ブロディ・レタリックはオールブラックスで108キャップのレジェンドです。
34歳、204センチ、ポジションはロック。
あの巨体で奮闘する姿はすさまじいです。

ということで、見事3位となった神戸。おめでとうございます。

埼玉は早稲田のキャプテンをつとめたルーキーの佐藤健次(2番、フッカー)が先発したのですが。
ラインアウトが不安定だったように思います。
後半始まってすぐに坂手に交代しましたが、それからの方が安定していました。
佐藤には来シーズンの奮起を期待します。

明日(6/1)はいよいよ、決勝戦。楽しみです。


ちなみに、早慶戦は早稲田が11-2で大勝しました。
明日も連勝すると、勝率で明治と並んで優勝決定戦となります。がんばってほしいところです。

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