アメリカンフットボールの早慶戦を観戦しました。
久々の生アメフトを楽しむことができました。
4月29日、昭和の日の祝日。
天気は晴れ、風もほぼなく、初夏を感じる暖かい日でした。
「第73回早慶アメリカンフットボール対抗戦」が正式名称のようです。
これまでの対戦成績は早稲田の30勝39敗1分。
なんと負け越しているとは。意外でした。
場所は駒沢陸上競技場です。
家から徒歩圏内なので、30分ほど散歩して行きました。
試合開始の30分ほど前に着きましたが、観客席はけっこう埋まっています。
かなり人気のイベントなんですね。
アメフトを生観戦するのは久しぶりです。
たぶん15年ほど前にニューヨークで見たジェッツ戦以来です。
早慶戦ということで、独特の雰囲気もいいですね。
メイン側が早稲田応援席、バック側が慶応応援席でした。
これは毎年入れ替わるようです。
アメフトの応援席って、そうなっているんですね。
実は今回は稲門会の観戦会で、大先輩のみなさまとの観戦でした。
試合開始前には両校の校歌を歌います。
大声で歌っている大先輩もいて、「都の西北」っていいなとあらためて思いました。

アメフトらしく、チアリーダーのみなさんの応援も華やかです。
客席の通路でも応援をリードしてくれていました。
ひょっとすると、野球の時よりも盛り上がっていたかもしれません。
さて肝心の試合です。
前半は完全に早稲田のペースでした。
ディフェンスは慶応のラン攻撃を完璧にブロック。
ほとんどゲインをさせませんでした。
バックスもパスをよく防いでいました。
オフェンスはランもパスもいい流れでした。
面白いように攻撃が決まって、前半終わって28-7。
圧勝ペースです。
ところが後半になってゲームは停滞しました。
QBが交代した影響があったのかもしれませんが、
攻撃のリズムが悪くなりました。
ディフェンスもランでかなりゲインされたり、
ロングパスを決められたりで、慶応の攻撃時間が長くなりました。
ただ、要所はよく守ってタッチダウンはなんとか防ぎ、
失点をFGにとどめていました。
さらにQBサックも何度も見せてくれました。
いいディフェンスだったと思います。
結果、試合は35-15で完勝。いい試合でした。
今回は1クオーター15分で、60分の試合でした。
大学生は1クオーター12分というのが多いようです。
ただ15分といっても、1プレーごとにハドルがあったり、
時計が止まったり、メンバーの入れ替えがあったりで、アメフトは時間がかかるものです。
この試合も結局、3時間ほどかかりました。
でも面白かったですよ。

アメフトのシーズンは秋リーグがメインだと思うので、
春はテストマッチ的な感じだと思います。
これからのチーム作りに向けて弾みをつけてほしいです。
そして、試合の後は、大先輩のみなさまと祝勝会になったのでした。